個性、強みを持つという事
私は、イタリアンレストランで働いている時に、いつか自分でお店を持ちたいと思い仕事をしていました。
しかし、味がおいしければ商売がうまくいく!という事と、
まずければ商売がうまくいかないという事は関係ないのではないかと思っていました。
現に、新しいお店も出来ては消え、生き残ったとしても、また別の店が消えという事を繰り返しています。
どの業種に関しても、余程バブルのような事が起きていない限り、総数はほとんど変わりありません。
そうした疑問を持ちながら、色々な本を読み、他との差別かをしないとダメだなと思いました。
そして、イタリアンでの経験を活かしながら、他の物と組み合わせ、新しいジャンルのお店として開業したのです。
今後徐々にその成功例・失敗例も書いていこうとは思いますが、今回は、
現在の仕事を通して感じる事を書きたいと思います。
現在は、業種を問わず、小から大まで、様々なお客様を相手に仕事をしていますが、以下のような所が非常に多くあります。
1個性がない
カフェなんかを開業するお客様に多いですが、どこにでも有りそうな普通のメニュー、お洒落な空間。
一昔前であれば、それで良かったかもしれません。
自分の個性も無く、そこでしか食べれないようなメニューも無い。
個性がない普通のカフェを経営するという事は、どこのカフェでも変わらないという事になるので、そこにくる理由もありません。
メリットとしては、誰にでも受け入れられ易いという利点もありますが、デメリットとしては、大手チェーンのほうが安いし、いいかな?って具合に、価格競争に持っていかれます。
開店してしばらくしてからお店の方に話しを聞くと、まだ知られてないから、最初はお客さんが来なくてもしょうがないよね〜なんていう答えが返ってきます。
結果、その数ヶ月後に閉店なんていう事をよく聞かされます。
2.強みがない
ここに来たら、他にはないこだわりのおいしい物が食べる事ができる、
何でも知っているユニークなオーナーがいる等、お店最大の「売り」がない所が、非常に多いと思います。
経営されている方は、こだわりがあるつもりでも、他のお店と比べてみると、普通の事だったりもします。
強烈な強みがあればある程、注目される分、時に批判を浴びる事もありますが、
それを好きになってくれる人がいれば、とことんハマってくれます。
多種多様なジャンルのお店や、新しい業態が次々と生まれてくる中で、何か他にはない物(武器)を取り入れるという事が、これからの時代を生き抜いていく術なんではないかと思います。
ブログを閲覧頂きまして、ありがとうございます。
不慣れな為、伝わりづらい事もあるかとは思いますが、
わりやすい文章が書けるように、頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。